【GLIONグループで輝く人No.028】G-MIND AWARDS 2024 GLION AWARD バトゾリグ チンバトさんにインタビュー

昨年9月2日、帝国ホテル大阪会場にて開催された「G-MIND AWARD 2024」。
GLIONグループ最高峰の表彰である「GLION賞」を、ムンハダLLC CEOのバトゾリグ チンバトさんが受賞されました。グループ史上初となる海外事業本部からの受賞であり、経常利益10億円という驚異的な成果をあげたバゾさん。
ゼロから立ち上げたモンゴルの事業で、日本とモンゴルの価値観の違いを乗り越え、仲間とともに“ありえない成果”を現実にした姿に、社内外から大きな拍手が送られました。
今回は、そんなバゾさんに、これまでの道のりやチームへの思い、そしてこれから目指す未来についてお話を伺いました。

■ バトゾリグ チンバト取締役 ■
モンゴル法人「Munkhada LLC」「Munkhada BP LLC」の経営を担う。2015年、通訳者としてGLIONグループに入社。モンゴルと日本、異なる文化の橋渡し役として実務を重ねるなかで、外交担当マネージャー、事業開発などを経て、わずか2年でCOO(最高執行責任者)に就任。2022年にはCEOに抜擢され、モンゴル市場での事業推進やG-MINDの浸透を推進。2023年には経常利益10億円を達成し、2024年「GLION賞」受賞。着実な実行力と人を巻き込むマネジメントで、グローバルな信頼を築いている。

「何もない」から始まった──通訳からCEOへの9年間

バゾさんがGLIONグループに入社したのは2015年。もともとは通訳としての入社でした。

納車ってどうするの?というレベルからのスタートでした。洗車、準備、書類、お客様対応……すべてが初めて。でも、“ゼロから作っていくこと”が私は好きなんです。」

文化も言葉も違うなかで、バゾさんは通訳にとどまらず、日本とモンゴルの橋渡し役として現場に入り込み、ひとつずつの業務に仕組みをつくり、仕組みを言語化し、仲間と共有していきました。

「“こう伝えるとうまくいった”──そんな実例を、自分なりの言葉でスクリプトにまとめ、メンバー全員と共有していました。伝え方ひとつでお客様の反応が変わる。その実感があったからこそ、納得できる表現を丁寧に言語化していったんです。」

GLIONグループで行われている「カクシン研修」は、日本のメンバーにとっても実践が難しい内容だと言われています。バゾさんはその一つひとつをモンゴル語に訳し直し、現地スタッフに伝えながら、自らの言動でその価値観を示し続けました。

すべては、GLIONグループの価値観=G-MINDを、遠く離れたモンゴルの地にも根付かせるため。そしてそれを行動で示し、浸透させていった9年間が、ムンハダLLCの成長そのものでした。

苦難の先にあった、10億円の快挙

コロナ禍では、一時業績が大きく落ち込みます。それでも「諦めない」。
自らの言葉と行動で仲間を導き、知識を蓄え、全スタッフの生産性を高める仕組みをつくり続けました。

そして2023年。
ランドクルーザー300の新型登場やトヨタ車の流入など、好条件が重なったタイミングで、積み重ねた努力が一気に花開きます。

経常利益10億円──グループ史上最大の実績を、たった一店舗で達成。
その成果は、日本での成功事例を丁寧に翻訳し、地道に積み重ねてきた“現場力”の賜物でした。

一国の業界を動かすリーダーの“チームとの向き合い方”

一国の業界構造を塗り替えるほどの成果を出しながらも、バゾさんが大切にしているのは「人との関係性」、そして「気づいたらすぐやる」ことです。

「昨日、背中が痛いって言ってたけど、今日はどう?」
そんな一言をかけられる関係を、日々の中で丁寧に築いています。
「仕事以外の時間は、“ただの36歳のバゾ”でいいんです」と笑うように、職場には自然体のコミュニケーションが流れています。

スタッフがふとバゾさんの部屋を訪れ、悩みを相談する。ときには2時間以上話すこともあるそうです。
「何でも話せる」「でも、秘密は守られる」──そんな安心感が、組織の土台として根づいているのです。

そしてもう一つ、バゾさんが大切にしているのが“即行動”の姿勢。
たとえば整理整頓ひとつでも、自ら率先してやって見せ、写真で記録を残し、誰もが真似しやすいように整える。
言葉だけで伝えるのではなく、形でもゴールイメージを共有する。
そんな工夫が、チームの動きやすさにつながっています。

どれだけ忙しくても、仲間の体調や家族の話題にさりげなく気を配る。すれ違えば、必ず挨拶を交わす。
「成果」だけではなく、「信頼」や「あたたかさ」が根を張る組織──
それが、モンゴルの地でバゾさんが築いてきたGLIONの姿です。

目指すのは、「バゾがいなくてもまわる会社」から、その先へ

「2018年に、“バゾがいなくても回る会社を作る”と宣言しました。それは、もう実現できている。今は、次の目標に向かっています。」

その“次”とは、目に見える評価ではなく、自分自身がどう社会に貢献できるかという問いかけでした。
ジーライオングループの未来に、もっと深く、もっと広く関わっていくこと。そして、モンゴルの法人を「国内TOP100企業」にまで成長させること──今は130位。ここからさらに存在感を高め、モンゴル経済をはじめとしたグローバルな領域で、より意味のある存在を目指しています。

「2015年に入社したとき、GLIONも今ほど大きな会社ではありませんでした。でも私は、この成長する会社と一緒に、自分自身も貢献の幅を広げていきたいと思ったんです。」

その言葉には、肩書きや立場にとらわれない、“広げていく使命感”が静かに、しかし力強く込められていました。

最後に──息子たちに届けたい、仕事の記録

2020年から、日々のTODOリストとともに「失敗からの学び」や「悩んだこと」も書き留めているというバゾさん。その理由を聞くと、こんな言葉が返ってきました。
「今すぐ活かせるものじゃない。でも、息子たちが大きくなったとき、父がどんなマインドで仕事をしていたのか。そんな“生きた記録”を残したい。」

その姿勢の根底には、通訳として過ごした日々の原体験があります。
役員会での通訳を通して、バゾさんは多くの学びに出会いました。

中でも印象的だったのは、平社長の言葉の使い方──
人を納得させるコミュニケーションの力。その場の空気のつかみ方、伝える順序、相手の心に届く話し方。すべてが感動的で、「自分もこうなりたい」と強く思ったといいます。

 さらに、目の前の事業をどう伸ばしていくか、将来どういう会社をつくりたいか──経営者としての視座を、すぐ近くで学ぶことができたのも、大きな財産となりました。

「通訳は“伝える”ことが仕事。でも、私はそれを“学びの場”に変えました。」

どんなときも前のめりに、向上心と貢献心をもって目の前の仕事に取り組む。その姿勢が、学びのチャンスを引き寄せ、自らの血肉としていくサイクルを生み出しているのです。

そして、バゾさんが大切にしているのは、何より「幸せのために働く」という価値観。
「給料のため、生活のために働くのではなく、仕事をして幸せになってほしい。その報酬として、給料がついてくるという考え方をしてほしい。」

それが「みんなちがって、みんないい」という信念にもつながっています。
きっとこの“あり方”は、二人の息子たちにも、そしてこの記事を読んだ私たちGLIONの仲間にも、静かに、力強く受け継がれていくことでしょう。

いかがでしたでしょうか。
“通訳”からはじまり、自らの手で道を切り拓いてきたバゾさん。
その飾らない言葉と実直な行動のひとつひとつが、GLIONグループの価値を世界へ広げる力になっています。
私たちもその背中に学びながら、共に前へ進んでいきましょう。

今年度の社員総会もまた、新たな一歩を刻む特別な場となるはずです。
どうぞご期待ください。

取材/本記事に関するお問い合わせ先
GLION Awa-s Building 9階 グループ広報部
MAIL:pr@glion.co.jp

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