2015.12.13

世界中に愛される「JAGUAR(ジャガー)」シリーズの魅力に迫る

世界中に愛される「JAGUAR(ジャガー)」シリーズの魅力に迫る

ジャガーはイギリスの自動車メーカーですが、もともとはサイドカーメーカーとして1901年に設立されました。

 

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オースティンセブンのシャシーにアルミ製ボディを換装したモデルなどを製造販売したスワロー時代、専用設計のシャシーから作り上げた「SS1」や「SS2」を発売したSSカーズ時代を経て、1945年にジャガーという社名に変更します。

 

SS1モデル▼

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XKシリーズの成功により、ジャガーの高級車ブランドが確立

そして、1948年に発表されたのがXK120です。

 

続いて発展型のXK140やXK150も登場し大ヒットを記録します▼

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このXKシリーズの特徴は、流れるような美しいプロポーションを持ち、高性能でありながら、アストン・マーチンやベントレーなどのライバル社と比べると格安で販売されたことです。

そのために人気となり、特にアメリカに向けて輸出されて商業的成功をおさめます。このXKシリーズの成功により、ジャガーの高級車ブランドが確立したとい言っても良いでしょう。

 

1950年代にはレーシングカー開発にも着手

1950年代に入ると、ジャガーはレーシングカー開発にも乗り出します。

 

その中で生みだされたのが、名車CタイプやDタイプです▼

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今でこそ当たり前のような技術ですが、CタイプやDタイプは自動車史上初めて4輪ディスクブレーキを備えたことで知られています。ルマン24では、5回の優勝を数えるなど、ライバルのフェラーリやメルセデスベンツ、ポルシェなどを圧倒する力を見せつけました。

 

高級車のXKシリーズの成功や、CタイプやDタイプなどのレースでの成功によってブランドの地位を確立したジャガーは、それだけにとどまらず大衆車として小型サルーンのMK1、MK2を世に送り出し、小さな高級車として高い人気を博します。

 

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中古車市場でプレミア価格で取引される「Eタイプ」

レースの技術を応用した市販車として、1961年よりEタイプを販売します▼

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当時の典型的なスポーツカーのプロポーションであるロングノーズ、ショートデッキのデザインは非常に美しく、名車の名にふさわしい一台として、今でも中古車市場ではプレミア価格で取引されているほどです。

 

Eタイプはシリーズ1からシリーズ3まで登場し、エンジンも3,781ccの直列6気筒DOHCから4,235ccへ、さらに5,343ccV型12気筒SOHCへと発展していきます。やはり、他のライバルメーカーと比べると安価な価格設定だったことで大ヒットし、アメリカでも成功をおさめます。ただ、アメリカの安全基準を満たすために、美しいデザインが徐々にスポイルされてしまったという評価もあります。

ところが、1966年にブリティッシュ・モーター・コーポレーションと合併したころから、本来は高級車メーカーであったはずが品質が落ちはじめたとも言われます。

 

若者の憧れXJシリーズ

若者の憧れXJシリーズ

その後は、スモールサルーンのXJシリーズを投入し、現在のX351系につながっています。また、2013年には高級スポーツカーであるFタイプを発表しました。ルマン24で大活躍したDタイプにインスパイアされて作られたと言われていますが、美しいデザインと圧倒的な性能は話題となり、往年のジャガーを彷彿するものとなっています。

 

一時期、電装品にルーカスを使用していた頃のトラブル多発で乗り手が少なくなったジャガーですが、最近では若い人が憧れて購入するケースが増えているようです。

 

中古車市場でもプレミア価格で取引が続く、ジャガーシリーズ。

是非次の愛車に検討されてみてはいかがでしょうか。

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