2015.9.30

エグゼクティブ層が転職!転職前に注意したい3つのポイント

エグゼクティブ層が転職!転職前に注意したい3つのポイント

ひとつの会社に勤めて、年数を重ねると、誰もが頭を過る「転職」。

1度や2度、既に経験されている方もいらっしゃると思いますが、

改めて転職活動をしようと思うと、意外と気力・体力を使うもの。

人生の大きな節目であることは間違いないので、

後悔のない選択だったと思えるように、周到に準備を重ねたいものですね。

よくエグゼクティブ層からお伺いする「転職時の注意点」をまとめました

1)大手から中小企業へ転職する場合の注意点

エグゼクティブであればあるほど

これまでの実績、経験が活かせる「同業他社からのオファー」が多いとお伺いします。

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これまでの大手企業に属していた経験をもとに、

中小企業/ベンチャー企業へのキャリアアップを…という方も多いはずです。

同業界だから仕事内容はあまり変わらないのでは、これまでの経験がそのまま活かせるのでは、と考えがちですが、特に大手から中小企業へ転職する場合は、気をつけるべきポイントが存在します。

01.自分のスキルを客観視できているか

営業系の仕事に多いですが、「今取れている仕事は会社の看板なしでも取れるのか」を客観的に見てみる必要があります。大手で働いて成果が出せる人が、中小企業に行ってそのまま結果が出せるとも限りません。

 

よくお話を聞くのは銀行の支店長さんの転職の際のお話です。

これまで調整力などでご自身の実力だと考えていらっしゃった支店長さんが支店長職を辞して顧客先の中小企業に移籍した途端、仕事が全く取れなくなってしまった・・・など生活に支障をきたすようになってしまった事例は枚挙に暇がありません。

エグゼクティブであればあるほど、ご自身の実力を冷静に分析してみる必要がありそうです。

02.役割分担は明確か

同業他社へ転職したとしても、会社規模、果たさなくてはいけない役割などは会社によって異なります。

同業であればあるほど仕事はほぼ一緒で特に違いはないと考えてしまいがちですが、実際に入社してから気付くと大幅に業務内容が違っていて、思ったより実力が発揮できない、ということも起こり得ます。

 

大手企業であれば、自分の果たす役割は限定的でよく、目の前の仕事に集中できていたものが、中小企業に移ってみたらその辺りの雑務も全て自分でこなす必要があり、これまでよりも本業に集中できなくなった、というケースも多々お伺いします。

自分の果たす役割の責任範囲は事前に明確にしておく必要がありそうです。

2)中小企業から大手へ転職する場合の注意点

一方、中小企業から大手企業へ転職する場合にも、気をつけなくてはいけないポイントがあります。

会社の規模として勿論今までよりもスケールが大きくなるため、

福利厚生なども充実しているケースが多く、待遇などが前の会社よりも良くなったというケースがあります。

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しかしながら、

中小企業では裁量を持ってなんでも自分一人で進めてこられた環境だった人であればあるほど、

大手に入られてから苦労するのは「チームワーク」。

中小企業はエグゼクティブであれば個人の裁量がかなり大きいですが、

大手ではコミュニケーション能力が足りないと苦労することになります。

人間関係のトラブルも起きやすくなるため、注意が必要です。

3)転職後規定の有無

また、会社によっては、現職から同業他社へ転職を「2年以内は同業他社に転職しない」などの

契約書を入社時や退職時に書かされることがあります。

非常に不安にもなりますが、

内容的には、「前職の不利になるようなことは行わない」原則を守っていれば問題ありません。

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憲法22条には「職業選択の自由」という項目があります。

「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」とある通り、

どんな職業に就くかは本人の自由である、と、国が認めています。

そのため、仮に同業他社への転職を禁止する契約書にサインをしていたとしても、それは無効となります。

ただ、もちろん企業秘密の秘伝ノウハウや情報を漏えいしたり、

顧客名簿などを流出させたりすると当然訴訟の対象となります。

転職前、転職後、両社にとって良い影響が与えられる転職をしたいものですね。

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