【金子真珠/ 新社長インタビュー】美しいものを扱える喜び。マインドセットからの新たなスタート!

▲就任インタビューに答える北方新社長

2020年11月1日、60年の歴史と伝統を誇る金子真珠株式会社(ブランド名 : Kaneko Jewelry)に北方 茂 (きたかた しげる)新社長が就任されました。今回は、新社長に就任の想い、そして金子真珠の未来について語って頂きました。

〇氏名/ 北方 茂(きたかた しげる)/ 金子真珠株式会社代表取締役社長 〇1983年(昭和58年)に入社。入社後は、約20年間に渡り真珠の卸業(素材の営業)に携わり、ホンモノの素材を見極める力を基礎として身につける。その後、小売店店長、商品部など多岐に渡り責任者として活躍。2020年11月、同社代表取締役社長に就任する。

この度はご就任おめでとうございます。社歴は何年になられますか?
金子真珠という会社自体が創業60年になるのですが、私は来年で37年になります。

では金子真珠一筋の生え抜きですね。
そうですね。前社長は私の先輩にあたります。

最初はどの部署に配属されたのでしょう
今の本社はまだ移転して10年くらいで、その当時は阪急御影の本社におりました。そこで20年くらいは卸の業務をしていました。つまり、素材の営業ですね。小売りには携わっておらず、素材の仕入れと卸販売をしていたわけですが、そこから小売部、商品部で宝飾店の仕組みを覚えてからまた卸に戻りました。
今のこの場所に移転してからは統括的に見させていただくようになりました。

▲上質な真珠を見極める「目利き」について語って頂きました

経験の積み重ねで見えないものが見えてくる


仕入れを長くしてこられたというお話でしたが、仕入れの難しさはどういったところにありますか。
仕入れ方法には2通りあって、入札会で仕入れる方法と、養殖業者から直接買い付ける方法です。いずれにしても、真珠を見る目がなければできない仕事です。

その目はどのように養うのでしょう
日々の経験値の積み重ねですね。毎日見ていると、それまで見えてこなかったものがだんだん見えるようになる。すると、また新たに見えないものが出てきて、経験と共にそれも見えてくる。例えば、先輩が『緑』といっても最初はわからないんですね。そのうちに緑が見えてくるようになる。すると次は黄味がかった緑と言われて、それも見えない。その繰り返しです。
納得いくように見えるようになったのは、入社して7,8年経ったころでしょうか。

仕入れから小売りまで一貫するから「上質」を提供できる


この金子真珠の強みはなんでしょう
社名のとおり、この会社は真珠をメインに取り扱っています。その素材の仕入れから加工、小売りまで一貫して自社でやってるというのがなんと言っても強みですね。神戸のほか長崎に2店舗、京都や大阪の百貨店にも入っています。
つまり、一貫メーカーの最大の強みは、いいものをより早く直営店で小売りできるところと、お客様の個別の対応にもすぐに応えられることにあります。

やりがいの部分にもつながってくることでしょうか
そうですね、同じ卸業者でもローグレードのものを扱う会社もたくさんある中、ハイグレードの物を扱えることがまず嬉しいですね。
やはり、綺麗なものを扱いたいので、小売店があることでそれができるところが最もモチベーションアップに繋がっています。

ハイグレードの綺麗なものを扱えるところが醍醐味でもありますね
綺麗なものを扱えることに誇りを持つことを若いころから意識してきました。この先も維持していきたい部分ですね。デザインに関しては、好みももちろんありますが、奇抜なものは扱いたくないですね。パールはシンプルなものですので、ほんの少しだけ手を加えるだけで十分美しく見せることができます。

素材の良さで勝負ですね。
ホンモノの中でもよい品質のものを扱っていますので、ぜひ身に着けて欲しいです。肌にホンモノを付けると、気持ちも違ってくるものだと思っています。
また、貝の中でできてくるものなので、そこに秘めた歴史や自然の力、神秘性は石とは違うと思います。

▲金子真珠がこだわり続けている「ホンモノ」の真珠を常に提供している

勉強をして、自分から考えて動くこと


この度就任されて、最初に取り組んだことはなんでしょう
長崎の店舗を回って、まずはマインドセットするところからスタートしました。自身も社長に就任した時にマインドセットをしたので、新たなスタートを切るために一人ひとりと話をしました。
モチベーションが下がるような状況が続いているなかで生き抜いていくためには、気持ちを切り替えなければなりません。海外への営業活動ができないなど、活動は限定されてしまっていますが、逆に今すべきことに集中できる時期であると捉え、時短営業や休業もせざるを得ない状況の中、短い時間でも密度の濃い対応でしっかりと業務を凝縮していただきたいとお伝えしました。

GLIONグループに入られてからは何か変化がありましたか
グループインしたての頃、車事業関連の営業会議に出席させていただいたことがあるのですが、そこでかなりの刺激を受けました。
利益を細かく管理するところや、粗利での考え方など、多くを学ぶことができました。良いところを取り入れて変えるべきところは変え、異業種ながら得るものが多かったです。

G-MINDの中で意識されているものはありますか
まずは「勉強好き」ですね。知人の経営者とも話をすることがあるのですが、今の若い人たちは皆さんよく勉強されています。今の時代はそれを求められているからですね。
我々の時代には、毎日毎日当たり前に8時間仕事があったので、がむしゃらに取り組んでくることで企業から自然と育ててもらうことができましたが、今はそうではなく、自分で考えて動いていかなければならない時代になっています。
それと、学生時代の生き方が大事だと思っています。特にその時代にできた友人は大切だと思っています。

今後目指すところを教えてください
まずは今期、必ず利益を出すと社員のみんなに宣言しています。マインドセットの際にも伝えていますが、1年目に達成するとモチベーションが上がって、翌年もプラスになると考えています。今期はまずそこからだと思っています。
それと、部長や店長に、直属の部下と共に動いて欲しいと言っています。

人材育成ということでしょうか
利益を出す、という経験をすることで今後大きく違ってくると思います。
成功体験を一緒になって体感して欲しいと思っています。

この度は貴重なインタビュー有難うございました。改めまして、社長就任おめでとうございます。

〇会社名:金子真珠株式会社 〇住所:兵庫県神戸市中央区港島1丁目1−15 〇設立:1960年7月 〇従業員数:55名

撮影協力:金子真珠本社ビル https://kaneko-jewelry.jp/

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