【Professional Of GLION No.003】オートカヴァリーノ(後編)

世界一という偉業の裏側には、それぞれの想いを胸に日々の業務に向き合うメンバーの姿がありました。後編では、チームの“つなぎ役”として多言語で活躍する舩坂さん、お客様との距離感に心を砕くレセプションの石丸さん、そしてセールスの最前線で“買いたくなる空間”を生み出し続ける竹田さんにお話を伺います。

異なる役割を担いながらも、共通して感じられるのは、“フェラーリ”というブランドへの深い敬意と、チームを想う気持ち。
世界一を支える現場のリアル、その続きをぜひご覧ください。

 

チームをつなぐ“橋”として──舩坂 留佳さん

後編のはじめにご紹介するのは、マーケティングを軸に活躍されている舩坂さんです。オートカヴァリーノでは多国籍なチームの中で、通訳や調整役としても存在感を発揮し、まさに“チームのハブ”として日々の業務に取り組んでいます。

「フェラーリの現場は、本当に細やかなところまで気を配る文化があります。椅子の角度や指紋、水垢──ひとつひとつが全体の印象に関わってくるんです」と語る舩坂さん。その目線の細かさは、15年の塾講師経験を経て異業種から飛び込んできたとは思えないほどです。

外国語を用いたコミュニケーションも日常の一部。日本語・英語・イタリア語に加え、スペイン語も少し話せる舩坂さんは、国を越えたやりとりの中で「通訳に自分の感情を混ぜないこと」を大切にしていると話します。
「話し手の意図をそのまま伝えなければ、お互いの信頼関係にも関わってきますから」と、その慎重な姿勢には誠実さがにじみます。

オートカヴァリーノが世界一を獲得した今でも、「お客様の満足度が一番。タイトルは結果としてついてくるもの」という考え方を大切にし続けているそうです。

「どんなに意見がぶつかっても、チームで落としどころを見つけて、前向きに進めていける。そんな空気感が、ここのいちばんの魅力です」

そう語る舩坂さんの姿からは、ブランドの魅力を守りながらもチームの力を最大限に引き出す柔軟さと熱意が伝わってきました。

“夢の世界”を守り続けるレセプション──石丸 和澄さん

次にお話を伺ったのは、レセプションとしてお客様を日々お迎えしている石丸さんです。フェラーリ好きだったお父様の影響で興味を持ち、転職活動中に偶然見つけたオートカヴァリーノの求人に運命を感じて入社されたそうです。

「入社後、スタッフの放つ“オーラ”に圧倒されました。それほどに、皆さんがプロとして誇りを持って働いていることを肌で感じたんです」と語る石丸さん。その後、オートカヴァリーノは日本一、そして世界一へと駆け上がっていきました。

レセプション業務で特に意識されているのは、“付かず離れず”の距離感。

「一言で空気が変わるのが接客の世界。だからこそ、目と目で交わす“会話”を大切にしています。お客様の雰囲気に合わせて、距離を見極めていくようにしています」

立ち居振る舞いや空間づくりにも、徹底したこだわりが感じられます。
「朝のお客様も、夕方のお客様も、常に変わらぬ心地よさを感じていただけるように心がけています。清掃が行き届いているからこそ、ほんの少しの汚れでも目立ってしまいます。だからこそ、細心の注意を払って日々の業務にあたっています」

お話を伺っている間も、姿勢や所作、言葉の一つひとつに細やかな配慮が感じられ、「接客とは、その場にいないお客様にまで心を配ること」だと自然と伝わってくる時間でした。「世界一のチームの中に自分がいることは、正直まだ少し信じられない気持ちもあります。でも、そんな尊敬できるメンバーがいるからこそ、私も頑張ろうと思えるんです」

“当たり前”を丁寧に重ねながら、非日常の空間を守り続ける石丸さん。その存在が、オートカヴァリーノに流れる気品と温かさを支えているのかもしれません。

“売る”のではなく、“選ばれる”存在に──竹田 健さん

最後にご紹介するのは、2023年のGMA(Global Marketing Award)受賞者でもあるセールスの竹田さんです。
「フェラーリを売るのではなく、フェラーリが欲しいと思っていただけるような体験をつくること」──その言葉には、ラグジュアリーブランドのセールスとしての誇りと哲学が込められていました。

「フェラーリを試乗いただいた上で、まずはご自身で調べて、感じて、乗ってみたいと思っていただく。私は、その“きっかけ”をつくる存在でありたいと思っています」

初めてフェラーリに触れる方には感動を。複数台を所有されている方には、特別感や希少性を。
お客様一人ひとりの背景やフェーズに応じて、丁寧にコミュニケーションを重ねていく竹田さん。
「あなただけにご紹介した理由がある」と伝えることで、より深い信頼を築いていく姿勢が印象的です。

また、自身も他店のセールス接客を体験するなど、常に学びを重ねているそうです。
「特にアフターフォローは重要です。“あ、気にかけてもらえているな”とお客様に感じていただけると、それだけで関係性は大きく変わっていきます」

さらに、“印象に残る存在であること”も意識していると話します。スーツにイタリアカラーのステッチを入れたり、裏地に車柄を仕込んだり──さりげない遊び心でお客様との会話の糸口をつくる工夫も欠かしません。

「いつか、世界中のショールームの中でも“トップショールーム”の称号を取りたい。そのときは…引退してもいいかもしれませんね」と笑う竹田さん。
“選ばれる”という価値を、真摯に積み重ねる姿勢は、オートカヴァリーノのこれからを象徴するようでした。

世界一の副賞 「F1 Ferrari F10」

“世界一”のその先へ──チームが描く未来

一人ひとりが異なる立場や役割を担いながらも、共通して語られていたのは、「お客様にとって最高のフェラーリ体験を届けたい」という真っ直ぐな想いでした。
“世界一”という結果は、その延長線上にあったものにすぎません。

ロイックさんのこだわり抜かれたデザイン、黄さんの誠実な整備対応、藤本さんの徹底した現場マネジメント、舩坂さんの柔軟な調整力、石丸さんの丁寧な空間づくり、そして竹田さんの“選ばれる”セールス──それぞれの力が重なり合い、オートカヴァリーノという唯一無二の空間をつくり上げています。

今回の受賞はあくまで通過点。これからも、チームは変わらず一人ひとりのお客様と向き合い、“夢の一台”を届け続けていきます。
オートカヴァリーノの挑戦は、まだまだ続きます。

本記事についてのお問い合わせ先:GLION GROUP 広報部
Mail:pr@glion.co.jp

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