「既存ビジネスで新境地へ」厳しい市場環境を勝ち抜くために モトーレン阪神・モトーレン神戸 2026年度方針発表会を開催

2026年5月13日、神戸文化ホールにて、初のモトーレン阪神・モトーレン神戸全従業員参加形式での「2026年度 BMW / MINI 方針発表会」が開催されました。
今回の方針発表会では、2025年度の業績を振り返るとともに、日本国内の輸入車ディーラービジネスを取り巻く環境変化や、今期のテーマである『既存ビジネスで新境地へ』というキーワードが伊藤COOから発表され、今後モトーレン阪神・モトーレン神戸が進むべき方向性について共有されました。

掲げられたテーマは、「既存ビジネスで新境地へ」

新車販売台数の減少、新車価格の高騰、中古車粗利の減少、サービス入庫台数の減少、物価上昇による販管費の増加など、輸入車ディーラーを取り巻く環境は大きく変化しています。これまで収益を支えてきたメーカーインセンティブも、為替やメーカー側の収益構造の変化により、従来と同じように期待し続けることが難しくなっています。
そのような中で、モトーレン阪神・モトーレン神戸は、既存の事業を改めて見つめ直し、新車・中古車・アフターセールスの各部門が連携しながら、収益構造そのものを強くしていく方針を社内で共有しました。

「意識の差は、情報量の差」全員で現状を理解する場に

今回の発表会では、単なる数値報告に留まらず、なぜ現在のディーラービジネスが厳しい局面にあるのか、その背景についても丁寧に共有されました。方針発表会の目的として示されたのは、輸入車ディーラービジネスを取り巻く環境や戦況を理解し、モトーレン阪神・モトーレン神戸がこれから進むべきビジョンを従業員全員で共有すること。そして、仕事の価値を再認識し、さらなる価値向上につなげることです。
また、「意識の差は情報量の差」と捉え、多くの情報を共有することで、参加者全員の意識を高め、生産性の高い集団へ成長していくことも目的として掲げられました。厳しい市況をただ悲観するのではなく、現状を正しく理解し、各部門が何をすべきかを明確にするための重要な機会となりました。

新車・中古車・アフターセールスがつながる収益構造へ

 

全体方針の中で強調されたのは、これからのディーラービジネスにおいて、単一部門だけで成果を追うのではなく、新車・中古車・アフターセールスが一体となって収益を生み出す構造をつくることです。
新車部門は、BMW/MINI正規ディーラーとしての事業の根幹を担う部門です。新車リテールがあるからこそ、正規ディーラーとしての契約が維持され、中古車やアフターセールスにも信頼が生まれます。
一方で、中古車部門は販売による収益だけでなく、1年後・2年後のサービス入庫につながる重要な入口です。中古車販売を通じて自社管理エリアの顧客を増やし、アフターセールスへとつなげることで、安定した整備収益を生み出すサイクルを構築していく方針が示されました。
アフターセールス部門では、「お客様を囲い守る」という考え方を基軸に入庫台数を確保し、法人を支える収益部門としての役割をさらに強化していきます。中古車を購入されたお客様や他社にて購入されたお客様の入庫促進、バリューサービスの活用、タイヤ販売やプラスONE提案による台単価向上など、具体的な取り組みも共有されました。

各部門が掲げた、2026年度の重点方針

BMW新車部門では、Mission 1stの達成に向けて、「やりきる組織となる」「能動的に学び成長する」という方針が示されました。結果管理だけでなく、活動内容の可視化やプロセス管理を重視し、決めたことを最後までやり切る組織づくりを進めていきます。

モトーレン神戸 BMW新車営業部では、「選ばれ続ける 私たちへ」を方針として掲げ、Mission 1stの必達文化の確立、台粗利の向上、コスト削減、そして既納客にFace-to-Faceで会うことを徹底する方針が共有されました。

MINI新車営業部では、「MINIブランドを伝える使命」と「MISSION 1st計画達成の責任」を軸に、営業活動量の確保、ターゲット別の営業シナリオ構築、一台一台に向き合う姿勢の重要性が示されました。

中古車部門では、「法人を支える収益部門の進化」をテーマに、付帯獲得粗利と下取粗利をそれぞれ1台あたり1万円向上させる「1万円UPプロジェクト」や、自社管理エリア顧客倍増プロジェクトを推進。全国トップクラスの販売ボリュームを、法人全体の収益基盤強化へとつなげていく方針です。

アフターセールス部門では、入庫台数確保、顧客固定化、CS向上、無駄な値引きや再修理の削減などを通じて、収益と顧客満足の両立を目指します。モトーレン神戸では、ESからCS、そして収益へとつながる考え方も示され、職場環境や人材育成を含めた持続的な部門運営の重要性が共有されました。

「残存者利益」を勝ち取る未来へ

 

全体方針では、今後数年間、日本国内の輸入車ディーラービジネスは厳しい「我慢比べ」の時代が続くと示されました。国内市場の変化、メーカーインセンティブの減少、販管費の上昇など、ディーラー各社にとって厳しい状況は続きます。その中で、必要な戦略や戦術を実践できる企業だけが生き残り、やがて訪れる市場再編後に「残存者利益」を獲得できるという考え方です。
モトーレン阪神・モトーレン神戸は、中古車部門とアフターセールス部門がすでに有している強みをさらに磨き、販管費をカバーできる収益構造をつくることで、厳しい時代を耐え抜くことを目指しています。そして、淘汰の時代を乗り越えた先には、新車部門が圧倒的な販売攻勢をかけ、シェアを拡大していく未来を描いています。

モトーレン阪神・神戸の今後の飛躍に大きな期待ができる方針発表会でした。
各種取り組み事項については、他法人でも取り入れていただける内容もあります。ぜひご参考にしていただけますと幸いです。

本記事のお問い合わせ先:GLION GROUP 広報部 pr@glion.co.jp

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